夜の風呂上がりに、たまたまチャンネルを変えたときにやっていたNHKの番組です。
番組名は、「サイエンス ZERO」です。
私は、始めて見た番組です (^_^;)
タイトルは、『先端技術も注目 折り紙の技』でした。
私が見た場面では、折り紙の技術で、ステントグラフトを作るというものでした。
血管内部で、狭くなっている部分がある場合に、狭窄部分を血管内部から押し広げるのに、ステントという治療があります。
私の母が昨年、心臓の血管で狭いところがあると指摘され、心臓動脈の造影検査をしているので、そのときにステントというものを調べて知りました。
その大動脈瘤の治療に使うステント治療は、薄い膜でできた人工血管と針金を組み合わせたチューブ状のもの(ステントグラフト)を、狭窄部分までカテーテル内で運び、バルーン(風船)で広げて、カテーテルを抜くというものだったと思います。
簡単に言えば、「動脈狭窄部における人工血管の放置プレー」です(笑)
しかし、外国製なんで、日本人にはあわないところもあった。
そこで、パイナップル折りとか呼ばれている、たて・よこに折り曲げられる折り紙を、形状記憶合金を使って作り、合金自らの力で大動脈の中で展開させ治療するとい研究が進んでいるというものでした。
実験では、34度の温度で開くように設定されて、体温に近い温度で十分実用に使えそうでした。
こういう技術は、やはり日本が得意としているのかな?
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