2010年3月16日火曜日

フカヒレも許可制?

絶滅の恐れのある野生動植物の輸出入を規制する

「ワシントン条約」。

クロマグロの国際取引禁止案がよく話題になっているが、

フカヒレなどが取れるサメ類も

輸出許可制とする案が出ているそうだ。

せいぜい、レトルトのスープに

「フカヒレ入り」と書いてあって、

なにか透明なスジがちょっと入っている、

そんな経験しかないから

フカヒレが規制されることにピンと来ない (^_^;)

でも、こころあたりがあるシーンが、

先日見た映画「オーシャンズ」に出ていた。

映画の最後の方、「魚目線」で

水中カメラが、徐々に水面に上がっていく。

水面を出たところで、船と人が見える。

船には、たくさんのサメの尻尾(三角形のヤツ)が、

ひもにつるされ、干されている。

猟師は、釣ったサメを海に放り投げる!

そのサメには、すべての「ヒレ」が切り取られていた (>_<)

つまり、人間でいえば、

手足を切られて、海に放り込まれた状態・・・

時々、ヒレをきられたところから、血が流れ出す。

しかし、サメは泳ぐことができず、

そのまま沈んでいく・・・

ちょっと、ショッキングな映像だった。

日本人とクジラなら、

残すところなく、すべて加工するというのに、

なにかもったいなく感じる。

ちなみにクジラの「ヒゲ」は、

からくり人形のゼンマイに使われているそうだ。

象牙を得るのに、生きている象を殺すようなことは、

やはり規制しないといけない。

フカヒレの場合、サメの肉は商品に加工できないのだろうか?

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