絶滅の恐れのある野生動植物の輸出入を規制する
「ワシントン条約」。
クロマグロの国際取引禁止案がよく話題になっているが、
フカヒレなどが取れるサメ類も
輸出許可制とする案が出ているそうだ。
せいぜい、レトルトのスープに
「フカヒレ入り」と書いてあって、
なにか透明なスジがちょっと入っている、
そんな経験しかないから
フカヒレが規制されることにピンと来ない (^_^;)
でも、こころあたりがあるシーンが、
先日見た映画「オーシャンズ」に出ていた。
映画の最後の方、「魚目線」で
水中カメラが、徐々に水面に上がっていく。
水面を出たところで、船と人が見える。
船には、たくさんのサメの尻尾(三角形のヤツ)が、
ひもにつるされ、干されている。
猟師は、釣ったサメを海に放り投げる!
そのサメには、すべての「ヒレ」が切り取られていた (>_<)
つまり、人間でいえば、
手足を切られて、海に放り込まれた状態・・・
時々、ヒレをきられたところから、血が流れ出す。
しかし、サメは泳ぐことができず、
そのまま沈んでいく・・・
ちょっと、ショッキングな映像だった。
日本人とクジラなら、
残すところなく、すべて加工するというのに、
なにかもったいなく感じる。
ちなみにクジラの「ヒゲ」は、
からくり人形のゼンマイに使われているそうだ。
象牙を得るのに、生きている象を殺すようなことは、
やはり規制しないといけない。
フカヒレの場合、サメの肉は商品に加工できないのだろうか?
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