「目から鱗(うろこ)が取れる」という言葉がある。
これぞ読書の醍醐味である。
そんな、「目から鱗」の一つがこれ!
「高級は大衆を兼ねる!」
私が始めて聞いたのは、主藤孝司(すどうこうじ)さんの本。
最近、文庫本に改訂・改題されました。
直感とひらめきをビジネスに活かす88のヒント
/主藤孝司 著 起業家大学 監修/宝島社
筆者の主藤さんが、リクルートに努めているときに、
当時の上司から教わった言葉だそうだ。
これは、商品や情報の構成やカテゴライズを考えるとき、
ターゲッティングを十分に行ったとしても、
その業界や分野における「最も高級なもの」をはずしてしまっては、
お客様の支持は下がってしまうという法則だ。(P・54)
大衆ばかりの中に、高級なものを含ませなければビジネスはうまくいかない。
それは、人は自分よりも上の世界や夢に近い「非日常」「非現実」について、
積極的ではないが常に期待と興味を持っているからである。
早い話、カー雑誌で、大衆車の雑誌でも表紙は高級車を載せる。
逆は成り立たないという訳である。
こういう知識があれば、今後、雑誌をみたり企画を考える時に
参考になりますね (^_^)b
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