2008年10月30日木曜日

高級は大衆を兼ねる!

「目から鱗(うろこ)が取れる」という言葉がある。

これぞ読書の醍醐味である。

そんな、「目から鱗」の一つがこれ!

「高級は大衆を兼ねる!」

私が始めて聞いたのは、主藤孝司(すどうこうじ)さんの本。

最近、文庫本に改訂・改題されました。

直感とひらめきをビジネスに活かす88のヒント

/主藤孝司 著 起業家大学 監修/宝島社

筆者の主藤さんが、リクルートに努めているときに、

当時の上司から教わった言葉だそうだ。

これは、商品や情報の構成やカテゴライズを考えるとき、

ターゲッティングを十分に行ったとしても、

その業界や分野における「最も高級なもの」をはずしてしまっては、

お客様の支持は下がってしまうという法則だ。(P・54)

大衆ばかりの中に、高級なものを含ませなければビジネスはうまくいかない。

それは、人は自分よりも上の世界や夢に近い「非日常」「非現実」について、

積極的ではないが常に期待と興味を持っているからである。

早い話、カー雑誌で、大衆車の雑誌でも表紙は高級車を載せる。

逆は成り立たないという訳である。

こういう知識があれば、今後、雑誌をみたり企画を考える時に

参考になりますね (^_^)b
 

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