暑い日差しの中歩いていると、道路の溝から、
ジジジと鳴き声が聞こえてきた。
きっと、セミが死にかけているのだな、と思い、
のぞき込んだ。
すると、何かが飛び出してきた!
え、なに?
黒い何かの正体は・・・
黒猫ちゃん (^_^;)
でも、口元が何かおかしい。
舌を出しているわけでもない。
よく見ると・・・
セミのアタマをくわえていた。
ちょうど、セミの裏側のオレンジ色の部分と、透明な羽が下向きになって、
ちょっと、口元おしゃれな感じ。
でも、セミにすれば、危機一髪!
一瞬、黒猫と目が合う。
黒猫は、「これはオレが先に見つけたんだ!」
と言わんばかりで、視線をそらさない。
私は、ゆっくりと、ケータイで写真を撮ろうとしたが、
が、黒猫は、気配を感じて逃げ出した。
その猫のあとを、ジジジとセミの鳴き声が追いかける。
夏の暑さだけを私に残して・・・
セミは怒っていました。
こんな悪い黒猫は、『死刑だ!』
*「セミ」を英語で「cicada」(シケーダ)といいます (^_^)b
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