2009年1月21日水曜日

就任演説

オバマ大統領の就任演説が報道されている。

力強いスピーチに、合衆国国民は、心を熱くした!

この演説集も、また出版されることでしょう。

昨年11月に発売された「オバマ演説集」(朝日出版社)は、

なんと18刷40万部の大ヒット!

この出版社では、宮沢りえの写真集以来のベストセラーだという。

演説で国民が熱狂する場面で思い出すのは、

アニメ「機動戦士ガンダム」のギレンの演説の場面。

実の弟ガルマを戦争で亡くしたギレンは、

国葬の様子を国営放送で流した。

「我々は、一人の英雄を失った。これは敗北を意味するのか?否!始まりなのだ!」

「ジオン公国の掲げる、人類一人一人の自由のための戦いを、神が見捨てる訳は無い」

「ガルマは、諸君らの甘い考えを目覚めさせるために、死んだ!」

「諸君の父も兄も、連邦の無思慮な抵抗の前に死んでいったのだ」

「この悲しみも怒りも忘れてはならない!」

「我々は今、この怒りを結集し、連邦軍に叩きつけて初めて真の勝利を得ることが出来る」

「この勝利こそ、戦死者全てへの最大の慰めとなる」

「国民よ立て!悲しみを怒りに変えて、立てよ国民!」

「ジオンは諸君等の力を欲しているのだ」

この後、国民は「ジーク・ジオン!!」を繰り返し叫ぶ!

現実とアニメの違いはあるが、ともに魂を揺さぶるスピーチ!

力強きリーダーを感じさせる。

なのに、どこかの総理大臣は、

「アメリカ発の不景気なんだから、積極的に取り組んでもらわないと」

とか、なぜか上から目線 (^_^;)

でも、スピーチだけがうまくてもね・・・

日本の場合、

「感動した!」とか「ぶっ壊す!」

とかの言い切りだけで、国民を乗せて、

郵便局をムチャクチャにした総理もいるからな (>_<)
 

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