先日、ドラマ「銭ゲバ」でのワン・シーン。
派遣先の工場を解雇された、主人公の松山ケンイチ、
ドコモのCMでは、最新機種のケータイ電話を操っているが、
ドラマではFOMA902ぐらいのケータイで、次の仕事を探していた。
総合派遣センターのサイトに『ログイン』
希望職種・・・『ナシ』で登録
希望勤務時間・・・『ナシ』で登録
希望勤務地域・・・『ナシ』で登録
検索結果・・・
『現在求人はありません』
ちょっとリアルで恐い (^_^;)
これ、マジで今時の日雇い労働者の現実。
ケータイで求職の仮登録
→ 『人材派遣会社』の説明会で正式登録
→ メールによる連絡で、アルバイト先に直接集合・・・
すぐに返事を出さないと、仕事は、他の求職者に回される。
一度でも断れば、連絡の優先度が落ちていく・・・
例え、食費や宿泊費を切り詰めても、
ケータイ代金は払って、いつも持っていないと行けない
現代社会の命綱、酸素ボンベ・・・
そんな生活を自嘲気味に
「ワンコールワーカー」というのである。
原作は1970年
2009年に状況設定されたこの「銭ゲバ」は、
原作とはまた違う怖さを伝えている。
ちなみに、原作では、学校の遅刻の罰金が5円で、
「5円が払えない家庭もあるんです」
と母親が訴えていますが、
ドラマでは、給食費が払えず、
「100円が払えない家庭もあるんです」
と設定が変更されています。
給食費が払えないほど、
貧乏な割には、主人公の子役さん、
すこしふっくらしています (^_^;)
子供の時代は「給食」、
大きくなったら「求職」で苦労しています。
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