昨日(29)、左ひざ軟骨移植手術から復帰し、
1軍昇格を目前にしたオリックスの清原和博内野手に対して、
3月に現役を退いた桑田真澄氏がバッティングピッチャーを務めた。
「1軍に上がる前に桑田の球を打ちたい」というのが
清原のかねてからの希望だった。
パイレーツのユニホーム姿の桑田の球を真剣な表情で打つ清原。
31スイングで柵越えも1本。
最後の3球真剣勝負は、直球勝負で、清原の三振だった!
「もう怖いものはない。生涯で最高の練習だった」と清原。
「プロとして最高の球を清原に投げられたのは、死ぬまでの思い出になる。
最後に彼らしい(1軍での)本塁打を1本見たい」と桑田。
先日、島田紳助の「行列のできる法律相談所」にゲスト出演した桑田は、
「清原が望むならいつでもバッティングピッチャーをやりたい」
「だから、せめて引退前の投球ができるように、今でも練習している」
と言っていた。
そのことを、島田紳助が清原にメールした。
すると清原から、
「あまり長くない野球人生。
一本のホームランのために、桑田に投げて欲しい」
と返事をよこした。
PL学園時代から「K・Kコンビ」と言われてきた清原と桑田。
お互いが、最高のライバルだと思っている二人。
1軍復帰前に、自信をつけさせるための噛ませイヌのつもりなら、
わざと清原にホームランを打ちやすい球をなげるかもしれない。
でも、それは、清原のためにならないことを知っている。
だから、最高のピッチングで勝負した桑田。
当然、清原も全力で勝負した。
もう見ることの出来ない、最高の勝負。
そして、これが桑田の本当の引退。
清原、最後の一本でいい、特大の逆転ホームランを打ってくれ!
その一本で、引退宣言してもいいから・・・
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