2008年7月30日水曜日

清原 VS 桑田

昨日(29)、左ひざ軟骨移植手術から復帰し、

1軍昇格を目前にしたオリックスの清原和博内野手に対して、

3月に現役を退いた桑田真澄氏がバッティングピッチャーを務めた。

「1軍に上がる前に桑田の球を打ちたい」というのが

清原のかねてからの希望だった。

パイレーツのユニホーム姿の桑田の球を真剣な表情で打つ清原。

31スイングで柵越えも1本。

最後の3球真剣勝負は、直球勝負で、清原の三振だった!

「もう怖いものはない。生涯で最高の練習だった」と清原。

「プロとして最高の球を清原に投げられたのは、死ぬまでの思い出になる。

最後に彼らしい(1軍での)本塁打を1本見たい」と桑田。

先日、島田紳助の「行列のできる法律相談所」にゲスト出演した桑田は、

「清原が望むならいつでもバッティングピッチャーをやりたい」

「だから、せめて引退前の投球ができるように、今でも練習している」

と言っていた。

そのことを、島田紳助が清原にメールした。

すると清原から、

「あまり長くない野球人生。

一本のホームランのために、桑田に投げて欲しい」

と返事をよこした。

PL学園時代から「K・Kコンビ」と言われてきた清原と桑田。

お互いが、最高のライバルだと思っている二人。

1軍復帰前に、自信をつけさせるための噛ませイヌのつもりなら、

わざと清原にホームランを打ちやすい球をなげるかもしれない。

でも、それは、清原のためにならないことを知っている。

だから、最高のピッチングで勝負した桑田。

当然、清原も全力で勝負した。

もう見ることの出来ない、最高の勝負。

そして、これが桑田の本当の引退。

清原、最後の一本でいい、特大の逆転ホームランを打ってくれ!

その一本で、引退宣言してもいいから・・・

  

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