2009年4月2日木曜日

サンクコストの呪縛

先日の私のブログでも出てきた、

「サンクコスト」 (sunk cost) とは、

日本語で、「埋没費用」(まいぼつひよう)

過去に投資して、

今後、回収できない費用のことをいう。

10年前に30万円で買ったパソコンに

部品交換・修理代で15万円支払うのか、

新機種の10万円のパソコンを買うか?

この場合だったら、みんな迷わずに

新型パソコンを買いますよね♪

でも、建設中で、30億円かけた施設が、

今後まったく活用される予定が立たない事になった場合、

あと20億円かけて完成させるか、

10億円かけて撤退するかと言ったら、

なぜか判断を誤ってしまいます (^_^;)

過去に投資してきた費用に縛られてしまいます。

この場合、今後活用される予定がなくなった時点で、

30億円は、「サンクコスト」として忘れて、

今後の、20億円と10億円のコストを比べて

判断するのが、経済学の考え方です。

披露宴に5億円かけたからと、

愛が冷めた結婚生活を続けるのか、

披露宴の5億円は「サンクコスト」としてあきらめて、

新たな人生を始めるのか!

さあ、あなたならどっち? (^_^;)


 

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