先日、16日、フジテレビ・関西テレビ系で、
「阪神・淡路大震災から15年
神戸新聞の7日間~命と向き合った被災記者たちの闘い~」
が放送された。
仕事が遅かったので、帰宅してテレビを点けたら、
ちょうど新人女性カメラマンが、
写真を撮ろうとして、怒鳴られているシーンだった!
生々しい迫力に、やはり、ちゃんと最初から見ようと、
その日はチャンネルを替えて、
今日、最初から見なおした。
ドラマは、当時の記録や、本人による証言も組み合わされていた。
あるカメラマンが、焼け野原のような被災地を歩いていると、
少年が、ひざまずいて、何かを探している。
「ボク、どないしたんや?」
「お母さんを捜しとるんや」
「お母さんか? どこ行ったかわからへんのか?」
「これがお母さんや」
少年の差し出したタライには、
原形をとどめない黒く焦げた骨が何本も・・
声を詰まらせながら、少年に言った。
「すいません、神戸新聞です・・・1枚取らせて下さい・・・」
何も答えず、黙々と骨を探す少年。
「すいません、すいません、すいません・・・」
何度も謝りながら、写真を撮るカメラマン。
ずっと泣きながら見てました。
被害者を写真に撮るつらさ、罪悪感と、
記録として後世に伝える報道マンの義務感がぶつかる・・・
「あの日のこと」
神戸市民は、忘れてはいけない・・・
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