2010年10月13日水曜日

奇跡の生還

「ビエン!(元気だ!)」

チリ北部コピアポ近郊のサンホセ鉱山で起きた落盤事故。

深さ600メートル以上の地下坑道から

69日ぶりにカプセルを使った作業員の引き上げが始まった。


「奇跡の生還」の第1号となったのは、

鉱山勤務歴5年のフロレンシオ・アバロスさんだった。

普通なら、健康状態の悪い人から

最優先されるであろう救出人選だが、

あまりにも環境の変化に、耐えられる人。

しかも、立て坑やカプセルの状態を報告する責任を負うため、

「知識と経験があり壮健であること」

が条件だった。

だが、作業員はみなこう言った・・・

「俺は一番最後でいい。だから仲間を先に救出してくれ!」

鉱山近くでは、家族の子供たちのために、

仮説の学校までが建てられている。

そして、家族たちは、全員が救助されるまで

残っていたいという。

こんなにいい人がいるチリ!

チリはこれから発展しますよ!
 

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